歴史が変わった瞬間。1月21日「薩長同盟」の裏にあったドラマチックな実話

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今日はライバルが手を結ぶ日

1866年(慶応2年)のこの日、坂本龍馬らの仲介によって、長州藩の木戸孝允と薩摩藩の西郷隆盛が京都で会見し、倒幕のために「薩長同盟」を結んだことに由来します。

薩長同盟ってなに?

昔(江戸時代の終わり)、日本には「徳川幕府(とくがわばくふ)」という大きな政府がありました。この政府を倒して、新しい日本を作ろうとした作戦会議のことです。

主役はこの2つのチームです。

薩摩藩(さつまはん/今の鹿児島県):お金持ちで力があるチーム。

長州藩(ちょうしゅうはん/今の山口県):幕府に「敵だ!」と狙われていて、ピンチのチーム。

    この2チームは、「犬と猿(犬猿の仲)」と言われるくらい、めちゃくちゃ仲が悪かったんです。過去に戦争をしたこともあるほどでした。

    坂本龍馬の登場!

    そこで現れたのが、坂本龍馬(さかもと りょうま)と、中岡慎太郎(なかおか しんたろう)です。彼らはこう言いました。

    「今、日本人同士でケンカしている場合じゃない! 外国に負けない強い日本を作るために、2人で協力して幕府を倒そう!」

    龍馬たちの説得のおかげで、ついに2つのチームは手を組むことになりました。

    • 薩摩は、長州に「武器」を買ってあげました(長州は幕府の敵だったので、自分では買えなかった)。
    • 長州は、もし薩摩がピンチになったら全力で助けると約束しました。

    これがきっかけで幕府は倒れ、日本は新しい時代(明治時代)へと変わっていったのです。


    有名なエピソード:「龍馬、激怒する!?」

    この同盟が結ばれる直前の、有名なエピソードがあります。

    いざ、京都の小松帯刀(こまつ たてわき)という人の屋敷で、薩摩のボス(西郷隆盛)と長州のボス(木戸孝允/桂小五郎)が顔を合わせました。

    しかし……誰も一言もしゃべりません。

    お互いにプライドが高く、相手を恨んでいたので、「そっちが頭を下げるなら、話を聞いてやってもいいぞ」という態度で、ずーっと黙っていたのです。

    遅れてやってきた坂本龍馬は、その重苦しい空気を見てビックリ! そして、こう言って怒りました。

    「おまんら、日本の未来と自分たちのプライド、どっちが大事なんじゃ!!」

    龍馬が本気で怒り、涙ながらに説得したことで、頑固だった長州の木戸孝允がついに口を開き、西郷隆盛もそれを受け入れて、ようやく同盟が成立したと言われています。

    もし龍馬がいなかったら、この2人はケンカしたままだったかもしれませんね。


    西郷隆盛(さいごう たかもり)

    「みんなから愛された、大きくて優しいリーダー」

    薩摩藩(今の鹿児島県)の武士です。「西郷どん(せごどん)」というあだ名で呼ばれ、みんなに親しまれていました。

    • すごいところ:話し合いで戦争を止めた! 幕府を倒すために軍隊を率いて江戸(今の東京)まで攻め込みましたが、「これ以上戦うと、江戸の町が燃えてたくさんの人が死んでしまう」と考えました。 そこで、敵の代表者(勝海舟)と話し合い、戦争をせずに江戸城を明け渡させること(無血開城)に成功しました。これは世界的に見てもすごいことです。
    • 有名なエピソード:「大きな鐘(かね)」のような人 坂本龍馬は、初めて西郷に会ったときの印象をこう言っています。「西郷という男は、大きな鐘のような人だ。 小さく叩けば小さく響き、大きく叩けば大きく響く(バカな話をすればバカな反応しかしないが、真剣にぶつかればものすごい答えが返ってくる)」それくらい器が大きく、どっしりとした人物でした。
    • 意外なヒミツ:
      • 犬が大好き: 東京の上野公園にある銅像は、愛犬の「ツン」を連れています。ウサギ狩りが趣味でした。
      • 太っていた: 甘いものが大好きで、晩年はかなり太っていました。お医者さんに「運動しなさい」と言われて、犬を連れて山歩きをしていたそうです。

    木戸孝允(きど たかよし)

    西郷隆盛が「ドーンと構える親分」なら、木戸孝允は「頭脳明晰で慎重なリーダー」です。

    彼は「逃げの小五郎」という、ちょっと不名誉な(?)あだ名で呼ばれることがありました。でも、これは臆病だったからではありません。

    実は剣の達人!でも「抜かない」

    彼は、江戸で一番強い剣術道場の塾頭(リーダー)を務めるほど、めちゃくちゃ剣が強かったです。

    • 「不殺(ふさつ)」の精神 それなのに、彼は生涯、一度も人のことを剣で斬りませんでした。 「暴力で解決しても、恨みが残るだけだ。話し合いで解決すべきだ」という、とても進んだ考えを持っていました。(強くて賢い、理想的なリーダーですね)

    明治時代の「設計図」を描いた人。薩長同盟で幕府を倒した後、新しい明治政府で一番活躍したのは彼かもしれません。

    彼には、幾松(いくまつ)という奥さんがいました。彼女はもともと京都の芸者さんでした。

    彼が「お尋ね者」として幕府から追われていたとき、幾松は命がけで彼を守りました。

    • 新選組が「桂(木戸)はいるか!」と踏み込んできたとき、とっさに彼を長持(ながもち/衣服を入れる大きな箱)の中に隠し、その前で平然と三味線を弾いてごまかした、という逸話が残っています。

    身分の違いを超えて結ばれた2人は、明治になっても仲睦まじく暮らしました。


    坂本龍馬(さかもと りょうま)

    「新しいもの大好き! 日本中を走り回ったアイデアマン」

    土佐藩(今の高知県)の武士です。日本で初めて「株式会社(亀山社中)」のような組織を作った人でもあります。

    • すごいところ:犬猿の仲を仲直りさせた! さきほど説明した「薩長同盟」を結ばせたのが最大の功績です。 当時の日本人は「自分の藩(県)」のことばかり考えていましたが、龍馬は「日本」という広い目線で物事を考えていました。
    • 有名なエピソード:日本初の「新婚旅行」 龍馬は、奥さんの「お龍(りょう)」さんと結婚した後、京都での戦いの傷を癒やすために、鹿児島へ温泉旅行に行きました。 これが日本で最初のハネムーン(新婚旅行)だと言われています。西郷隆盛が案内してくれたそうですよ。
    • 意外なヒミツ:
      • 子供の頃は泣き虫: 12歳くらいまでは、いじめられるとすぐ泣いて家に帰ってしまうような弱虫でした。でも、お姉さんに厳しく鍛えられて強くなりました。
      • ファッションリーダー: 当時の武士は着物に草履(ぞうり)が普通でしたが、龍馬はブーツを履いていました。さらに、刀だけでなくピストルも持っていて、新しいもの好きでした。

    あなたはどの偉人が好きですか?

    私は、むかし流行った「あなたは何タイプ?」の偉人編で坂本龍馬だったことから、坂本龍馬推しです(笑)

    今の人たちにはなじみがないかもしれませんが、40~50代の方には懐かしい話題ではないでしょうか?動物になったり、家電になったり、、、

    あなたはどんなタイプだったか教えて頂けると幸いです。

    see you soon.

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