昔見た映画ですが、少しでも選挙に興味を持ってもらいたく、この映画を紹介させてください。
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(2024.7公開)
これを観れば、少しは政治が身近なものととらえられると思います。
今は、アマプラなどで観られますので是非一度観てみて下さい。
あらすじは、簡単に言ってしまうと「AIで蘇った歴史の偉人たちが最強内閣を作る」という、一見荒唐無稽なエンタメ作品なんですが……

今の私たちに一番足りないものを指摘した、坂本龍馬のこの言葉。
「この国の人間はあまりに人任せじゃ。自分で動かねば、不安という病に取り憑かれ、何も考えんようになってしまうぜよ」
ハッとしました。 政治に対して「どうせ変わらない」「誰がやっても同じ」と、どこかで諦めて、文句だけ言って「お任せ」にしていないか。 それは政治に限らず、仕事でも家庭でも同じかもしれません。
そして、総理となった徳川家康のこの言葉。
「細部までしっかり考え、口に出したらやり通す」
かっこいいですよね。 260年の泰平を築いた男の言葉は重みが違います。 翻って、現代の私たちはどうでしょう。「誰かがやってくれるだろう」と、自分の未来の決定権を放棄していないでしょうか。
さて、来る2月8日は衆議院議員選挙です。
映画の中で、偉人たちは命がけで国を救おうとしました。 でも、現実の日本を救うのは、AIの家康でも龍馬でもありません。 今、ここを生きている私たち一人ひとりです。
「是非に及ばず(議論している場合じゃない、やるしかない)」
織田信長の言葉を借りるなら、まさに今がその時。 批判や不安を口にする前に、まずは「自分の意志を示す」という行動を起こすこと。
私も仕事では管理職として判断を迫られる場面がありますが、やっぱり「自分事」として捉えていない人間には、何も任せられないと感じます。 国の舵取りを決めるのも同じはず。
誰かに任せるのではなく、「自分の政(まつりごと)は自分で決めに行く」。 そんな気持ちで、2月8日は投票所へ足を運ぼうと思います。
一票入れたからって、すぐに世界は変わらないかもしれない。 でも、「自分で決めた」という事実は、これからの景色を少しだけ変えてくれるはずです。
皆さんも、ぜひ。
おまけ
「是非に及ばず」
劇中何度か出てくる織田信長の言葉
言葉の意味
「是非に及ばず」は、現代語で端的に言うと以下のような意味になります。
- 「良し悪しを論じている場合ではない」
- 「もはや議論の余地はない(やるしかない)」
- 「仕方がない(事態を受け入れる)」
言葉の成り立ち
- 「是非(ぜひ)」:現代では「是非きてください」のように「必ず」という意味で使われることが多いですが、本来は「是(よいこと)」と「非(わるいこと)」、つまり「物事の善悪や正邪」を指す言葉です。
- 「及(およ)ばず」:「〜する必要はない」「〜するまでもない」という意味です。
これらを合わせると、「(事態がここに至っては)物事の良し悪しを議論する必要はない」「善悪を言っても始まらない」となり、転じて「事態をあるがままに受け入れ、行動するほかない」という強い覚悟を示す言葉となります。
歴史的な背景(本能寺の変)
この言葉が有名になったのは、天正10年(1582年)6月2日に起きた「本能寺の変」がきっかけです。
信長の家臣であった明智光秀が謀反を起こし、信長が宿泊していた京都の本能寺を包囲しました。
信長の伝記である『信長公記(しんちょうこうき)』によると、早朝、騒がしい物音で目を覚ました信長が、それが謀反であり、旗印から相手が明智光秀の軍勢だと知った時に発したのが、この一言でした。
「是非に及ばず」
信長の真意は?
完全に包囲され、多勢に無勢。もはや脱出は不可能。 この絶体絶命の状況で、信長は「なぜ光秀が裏切ったのか?」「私の何が悪かったのか?」といった原因探しや、「どうすれば助かるか?」といった議論を一切放棄したのです。
これは「諦め」ではなく、「今さら騒いでも現実は変わらない。この状況を受け入れ、武士として最期まで戦うのみ」という、究極の現実主義と潔い覚悟を示した言葉として解釈されています。
映画での使われ方
映画の中で、経済産業大臣となった信長は、この言葉を現代の政治の場でも多用します。
現代の政治家たちが、前例がないことやリスクを恐れて「議論」ばかり繰り返し、なかなか決断を下せないのに対し、信長は「是非に及ばず」の一言でそれを切り捨てます。
映画におけるこの言葉は、以下のようなニュアンスで使われていました。
- 圧倒的な決断力: 「ごちゃごちゃ言っている暇があったら行動しろ」
- 結果への責任: 「やるべきことは明確だ。その結果がどうであれ、私が責任を持つ」
- 非常時のリーダーシップ: パンデミックという未曾有の危機(=現代の本能寺の変)において、「議論している場合ではない、即断即決で動くしかない」という強い姿勢の表れ。
歴史上では自らの「死」を受け入れる言葉でしたが、映画では現代日本の危機を打破するための「生」への(あるいは行動への)強烈な推進力として使われていたのが、非常に上手い演出だったと言えます。
私は、龍馬が好きなんですが、この信長の言葉もとても刺さったので紹介させて頂きました。
あなたの推しや、好きな言葉教えて頂けたら幸いです。
see you soon.


コメント