突然ですが、11月27日(木)はアメリカでは超重要な祝日だということを知っていますか?その名は「サンクスギビングデイ(Thanksgiving Day)」日本語では「感謝祭」と訳されます。
ニュースや映画で名前だけは聞いたことがあるかもしれません。でも、「結局なにをする日なの?」と聞かれると意外と知らない人も多いはず。
今日は、アメリカ人が一年で一番楽しみにしているこの祝日について、歴史からおいしい食べ物まで、ギュッとまとめて解説します!
1. そもそも、いつ?なにをする日?
サンクスギビングは、毎年「11月の第4木曜日」と決まっています。
(まさに今日ですね!)
一言でいうと、「神様と自然の恵み、そして家族に感謝して、お腹いっぱいご馳走を食べる日」です。
アメリカ人にとっては、日本でいう「お正月」と「お盆」が一緒に来たような一大イベント。遠くに住んでいる家族も、この日だけは実家に帰ってきます。だから、前日の空港や高速道路は帰省ラッシュで大変なことになるんです。
2. 教科書より面白い?サンクスギビングの歴史
なぜこの日が始まったのか? それは400年前の「サバイバル物語」に理由があります。
- 1620年: イギリスから「もっと自由にキリスト教を信仰したい!」という人たち(ピルグリム)が、メイフラワー号という船に乗ってアメリカ大陸へ渡ってきました。
- 悲劇: しかし、到着したのは真冬。寒さと食料不足で、仲間の半数が命を落としてしまいました。
- 救世主: 春になり、絶望していた彼らを助けたのが、その土地に住んでいた先住民(ネイティブ・アメリカン)でした。「トウモロコシはこうやって育てるんだよ」「魚はこう釣るんだよ」と、生き抜く知恵を教えてくれたのです。
- 感謝の宴: その年の秋、教えのおかげでたくさんの作物が収穫できました。「生き残れたのは彼らのおかげだ!」と感謝し、先住民たちを招待して3日間パーティーを開きました。
これが、サンクスギビングの始まりと言われています。「生きるか死ぬか」を乗り越えたあとの、心からの「ありがとう」の日だったんですね。
3. なぜ「七面鳥」を食べるの?
この日の主役は、なんといっても「ローストターキー(七面鳥の丸焼き)」! この日だけで、全米で約4,600万羽ものターキーが食べられるそうです。すごい数ですよね。
【定番メニューはこれ!】
- ターキー: お腹にパンやハーブ(スタフィングと言います)を詰めて焼きます。
- クランベリーソース: ターキーにつける、甘酸っぱい赤いソース。
- パンプキンパイ: デザートの王様。
Q. なぜターキー? 当時のアメリカ大陸に野生のターキーがたくさんいて、手に入りやすかったからだと言われています。今では「サンクスギビング=ターキーの日」と呼ばれるほどです。
4. 食べ終わったら何をする?
お腹がいっぱいになった後は、みんなでテレビを見るのが定番です。
- アメフト観戦: NFL(プロアメリカンフットボール)の試合を見るのが伝統です。お父さんたちはソファでうたた寝しながら応援します。
- ブラックフライデーの準備:サンクスギビングの翌日の金曜日は「ブラックフライデー」。お店が黒字(利益が出る)になるほど売れる、激安セールの日です。
「明日は何を買おうか?」とチラシやスマホを見ながら作戦会議をするのも、現代のサンクスギビングの風景のようです。
まとめ
サンクスギビングデイは、ただのパーティーではありません。 「今、自分が生きていられること、ご飯が食べられること、家族がいることは当たり前じゃない」そんなふうに、周りの人や環境に改めて「ありがとう(Thanks)」を伝える日なんです。
日本にいる私たちも、今日はご飯を食べる前に、作ってくれた人や食材にいつもより少し心を込めて「いただきます」と言ってみるのもいいかもしれませんね。
それでは、Happy Thanksgiving!

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