皆さん、今日1月18日が何の日かご存知ですか? 警察への「110番」、消防・救急への「119番」は誰もが知っている番号ですが、今日は「118番の日」です。
これは、海上保安庁が運用する「海の事件・事故」の緊急通報用電話番号です。
2000年に運用が開始され、もう20年以上経つのですが、実はまだ世間一般にはそこまで浸透していないのが現状だとおもいます。実際に私もこの記事を書くにあたって知りました。「118番」の大切さと、私たちが知っておくべき「ある問題」を皆さんと考えてみたいと思います。
🌊 118番にかけるべき時とは?
海で以下のような事態に遭遇したときは、迷わず「118番」へダイヤルしてください。
- 海で溺れている人を見た
- 船が故障して漂流した
- 不審な船や密漁を発見した
- 海に大量の油が流出している
局番なしで、携帯電話からもつながります。ここまでは「海版の110番・119番」と覚えておけばOKです。
⚠️ 深刻な問題:99%が「間違い・いたずら」という事実
実は、海上保安庁が頭を抱えている大きな問題があります。 それは、「通報のほとんどが、緊急性のない電話である」という事実です。
過去のデータによると、118番への通報のうち、有効な通報(実際に事件や事故だったもの)はわずか1%程度だと言われています。では、残りの99%は何なのでしょうか?
- いたずら電話
- 間違い電話
- 無言電話(即切り)
これが非常に多いのです。
📱 スマホ時代の落とし穴(エピソード)
ここで、よくある「意図しない間違い電話」のエピソードをご紹介します。
【ある釣り人のケース】
週末、海釣りに来ていたAさん。スマートフォンを濡らさないように、防水ケースに入れて首から下げていました。
釣りに夢中になっている間、ケースの上から水圧や体の動きで画面が押され、緊急通報機能(SOS発信)が作動してしまったのです。
Aさんは気づかずに釣りを続けていましたが、海上保安庁の指令室では「118番着信、応答なし。GPSは海沿い」という状況になり、緊迫します。「誰かが海に落ちて、声が出せない状況かもしれない!」
実際に、応答のない通報に対して巡視船やヘリコプターが出動し、現場捜索を行った結果、何もなかった……という事例が後を絶たないそうです。
命の回線を塞がないために
もちろん、本当に緊急の場合はためらわずにかけるべきです。しかし、いたずらや、確認不足による誤発信が続くと、「本当に今、海で溺れて助けを求めている人」の通報がつながらなくなる恐れがあります。
また、不必要な出動は、本来救えるはずだった命を救うためのリソース(船やヘリ、隊員)を奪うことにもなりかねません。
私たちができること
- 「118番」は海の緊急ダイヤルだと覚える。
- スマホの誤作動に注意する(特に海辺での防水ケース利用時)。
- もし間違えてかけてしまったら、無言で切らずに「間違えました」と一言伝える。 ※「間違えました」と言ってもらえれば、事件性がないことが確認でき、海上保安庁の方も安心します。
118番にだけではなく、110や119にもこういったエピソードは沢山あります。そのために、救急車が出払って本当に必要なところに行けないという案件も沢山あるそうです。
実際に自分が必要としたときにこういうことが起こったら?困りますよね。
自分だけではなく周りにも教えてあげて下さい。皆さんの周知が少しでも最悪な事態を引き起こさないためのトリガーとなると思います。
海という楽しいレジャーの場を、悲しい事故の場にしないために。 今日1月18日をきっかけに、改めて「命をつなぐ電話」の重みを考えてみたいですね。
あなたの身近に起きた、緊急電話に関するエピソードがあれば教えて頂けると嬉しいです。
see you soon.


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